目次
キッチンの壁を取り、見渡せる空間とグレーを基調にしたタイル貼りカウンターのビフォーアフター
ご案内が遅れてしまいましたが、若いご夫婦2人でご購済の物件で、私達にリノベーションをご依頼いただきました「湘南の戸建てリノベーション」をお届けします!
現地調査時のお写真で、リノベーション前のビフォー画像。リビングは繋がっていて、畳とフローリングがミックスされた床です。
ご夫婦のLDKのご希望は、キッチンの壁を取りたい。LDKは畳から無垢フローリングにしたいというご希望でした。
目線の高さからリビングが見渡せるキッチンで、リビング側に壁を造り、上部に吊戸棚がある中古住宅に多い間取りです。
後ろの家電食器置き場とシンクの間が狭く、使いづらそうですね。2人が行き来するには当たってしまい、1人で調理するエリアという感じです。
また、柄付きの白いタイルに反して目地の汚れが目立ち、吊戸棚に一周囲まれて圧迫感があります。
アフターの画像はこちら。
落ち着いたグレーでまとめた、おしゃれなキッチンになりました✨
グレーベースに、キッチンカウンターの木目が映えますね!床材はLDK全体を無垢フローリングでご希望でしたが、予算の兼ね合いでフロアタイルにしました
下の方の画像で確認できますが、LDKをエリアごとに床材を分けても素敵ですよ✨
キッチンに続きダイニングも汚れやすい箇所ですから、汚れが目立ちにくいダークトーンを選ぶのも良いのではないでしょうか?
マットな質感で凹凸がある、斜めにデザインされたタイル。ヘリンボーン柄のようになりましたね。明るいトーンの木のカウンター上部が、ダークトーンとのメリハリをつけています。
LDKに繋がる窓際の吹き抜け空間。アクセントクロスを更にデザインしたビフォーアフター
リビングの窓際に吹き抜け空間がある構造で、壁際の高い位置にある小さな窓から光が入り、正面の2階の窓へも光が入ります。白系のクロスが汚れていて、暗い感じがします。
吹き抜けの空間を生かし、アクセントクロスを施工しました。今回は、モノトーンのアジアンテイストです。
こだわりは、アクセントクロスを2トーンにしたところ✨見る場所から違った柄が楽しめます!
2窓際から下を見ると、アジアンテイストの素敵な柄と、無垢フローリングが大胆に目に飛び込んできます✨アカシアのランダムな色合いと、グレー系の柄クロスがとてもマッチしています。
窓際に立った時のクロスの見え方。床に寝転んだら、天井まで抜けた空間に柄が左側に見え、気持ちよさそうですね✨
窓際でお庭のグリーンを楽しみながら、ハンモックで寛ぐというのも良いのではないでしょうか?
現地調査時の画像。木の柱!味があって良いですね。
撮っている角度は違いますが、今回は間取りはキッチンのみ変えているパターンです。
キッチン&ダイニングからの目線はブラック&柄で2トーンに✨リビング側から引き戸で和室へのアクセスも出来るので、画像のように引き戸を開けて空間が繋がるのも良いですね!
壁の補修は箇所により、全交換した方がコストカット!OSB合板のみの無骨さも人気
ご夫婦は、「購入した物件は壁に多くの穴が開いているのですが、1か所どれくらいの費用が掛かりますか?」
と質問されました。状態を見ていないのですが、「多く」という事でしたので、「直すよりも交換した方がコストがかからない場合があります」とお答えしました。
1か所いくらという計算だけでは、コストカットにはならないのです。
リノベーションを専門にしている私達は、「造って売る」のとは違い、「再生」に関してのノウハウが多くあります。
多くの施工例でも使用していますが、合板を張っただけの壁もコストカットになり、人気があります✨これは、「造り過ぎない」という事からもありますが、「無骨さ」というのがオシャレで新鮮、という感度です。
クロス張りしているものを見慣れている方は抵抗があるかもしれませんが、家具や壁に装飾、棚などを置いてみるとかっこいいんですよ!
ぜひイメージを膨らませて、想像してみて下さい✨
よくある既製品タイプの洗面台。私達のリノベーションでは、このタイプを使う方はあまりいらっしゃいません。
リノベーションをする事を前提に取得した物件といっても、部分的にやる方が安くなるのでは?そこだけ補修した方が安くなるのでは?と疑問が出てきます。
水回りは、以前に自分以外の方が使っていた事を考えると、衛生的な面や精神的なものを考慮して交換される方が大半です。おしゃれなデザインで、気持ち良く使っていきたいですよね。
シックですっきりとした、モダンテイストの洗面台となりました✨インダストリアルな雰囲気も感じられます。横に広いミラーで、二人並んでも使い勝手が良さそうですね!
忙しない朝の時間にイライラせず、ミラーの奪い合いがなくなる幸せ空間の洗面台です。
「合わせすぎない」メリハリをデザインした設計は私達のデザインの特徴でもあります。
おしゃれで「心地よいリノベーション」で「今までの暮らし方そのもの」を見つめ直してみませんか?